自分の意見。

本なり、ゲームなり、音楽なり、はたまたサッカーの試合なり、最初から最後まで一通り自分なりに消化したあと、周りの評価を知ろうとするのは、自分の感性に自信がないから、という表現はちょっと乱暴に聞こえる。しかしながら、自分の感想を何一つ持たず、消化したらとりあえず他所様のところを見に行く、という癖がついてしまうと、結構厄介なのではないかと思う。
当然何かを語るという行為は、批判や非難を受けるリスク抜きに語れないし、ともすると書き手が予想しなかった部分で問題になることもあるわけで。世論を見て自分の行動が変わるというのはそういった危険を避ける効果を無意識的にやってしまう結果なのかもしれないのだけれど、本当にそれが『安全』なのか、と。
まず自分がどう感じたのか、感情の根拠を言葉で表せるものなのか、そこをハッキリさせた上でないと、他人の意見を聞くというのは、危ないことなのかもしれない。



最近はサッカーの個人ブログを漁って読みまくってるのですが、書店で売ってる週刊サッカー雑誌より詳しかったり、面白い文章が書いてあることが多い。
個人ブログの場合、文字制限がないのが大きいし、内容についても制限がないので面白い。マッチレポートとか、雑誌を食ってしまいかねない勢い。
逆に雑誌の場合は探す手間がほとんどないこと。金を払えば、どういう情報が得られるか、大体予想できる。
この構造って動画サイトとサッカー番組の関係と近い気がする。
個人的には、ブログと、掲示板の中間あたりのサイトがあれば嬉しいなあと思う。ブログより簡潔、掲示板よりは混沌としていない、誰でも投稿可能なマッチレポート(1000字以内)と、コメント欄、マッチごとにカテゴライズすればかなり読みやすい。そういうサイトってないのかなーて一通り探してみたんだけどなかった。まあ書き手としては投稿するよりも自分のブログに書くか。