マラドーナの神の手とベニテスの髪の毛と美女の視線と。

チェルシー敗因はマラドーナ?/プレミアnikkansports.com

プレミアリーグマンチェスターU3−0チェルシー>◇11日◇マンチェスター

 惨敗の原因は、神の手が振りまいた煙? 前節までリーグ最少失点(9)で危なげない戦いぶりをみせていたチェルシーが、世界王者マンチェスターUとの注目の一戦で0−3と惨敗した。英紙ザ・サンは、このワンサイドゲームの意外な原因を発見。チェルシーの宿舎に同宿したアルゼンチン代表マラドーナ監督が、試合当日の早朝に火災報知機を発動させ、選手たちをたたき起こしていた。

 いつもの堅守は見る影もなかった。チェルシーの選手たちにいつもの集中力がない。0−1の後半18分には、DFのA・コールが、またの間からFWルーニーに足を伸ばされ、ボレー弾を決められる失態。終了間際には、FWベルバトフのダメ押し弾を喫したが、悔しがる気力すら見せられなかった。

 フェリペ監督も「こんなパフォーマンスでは、絶対に優勝できない」と肩を落とした。だが目も当てられない戦いぶりには、実は理由があった。試合日当日、早朝7時。英紙ザ・サンによると、マンチェスター市内のチェルシーの宿舎ホテルに、突如火災報知機のベルが鳴り響いたという。

 寝ぼけ眼の選手たちは、わけも分からぬままに、建物の外に避難させられた。駆けつけた消防隊員が安全確認を取り、宿泊客が再入室を許可されるまで、40分以上もかかった。外気温はほぼ0℃。そんな中、バスローブ姿で凍えるテリーやランパードの姿が、多くの市民に目撃された。

 マンチェスター消防署は、公式には騒動の原因を発表しなかった。だが、ある消防署員は、ザ・サンの取材に対し「どうやらマラドーナとその取り巻きが葉巻を吸っていて、その煙に火災報知機が反応したようだ」と明かした。マンチェスターUのFWテベスの視察に訪れていたマラドーナ監督は、たまたまチェルシーと同じホテルに泊まっていたのだ。86年のW杯では「神の手ゴール」でイングランドを敗退に追い込んだ。その左手で振りまかれた煙が、再びイングランドに混乱を巻き起こした。

マラドーナ・・・恐ろしい子



試合はまだダイジェストしか観てないので(BSの放送は14日)なんともいえないけど、両チームのメンバーを見る限り、カルバーリョバラック、ジョーコール、ドログバといった怪我組みが揃って出場し、唯一の故障者といえばエッシェンぐらい(逆にユナイテッドはファーディナント欠場)という、ちょっと言い訳材料が見つからない感じかなあ。
開幕がこれだったら「まあ、さすがのスコラリでもこんなもんか」で終わるんだけど、その開幕が良すぎたから、ねえ。
今シーズンはタイトルとか言わずに気長に観れればいいんだけど、チームの平均年齢は高いし、来シーズンまで今のメンバーがいるかは全然わからないし。うーん。
今年のユナイテッドは「揺るがない」というか、クラブW杯に出て過密スケジュールになろうが、ファーガソンベニテスに油を売ろうが、ロナウドが車を大破しようが、揺るがない強さがある。今のコンディションのチェルシー、セスクが長期怪我のアーセナルではちょっと倒せないレベルにいる気がする。
やはり今年は本命ユナイテッド対抗リバプールか。ベニテスが例年になくファーガソンに噛み付くのは今年こそ、という気持ちの表れか。



よくダービーとか、大事な試合に、選手が小さな子と手を繋いで入場するんだけど、あれ最初に考えたのって誰なんだろう?天才だと思う。
観る側としては微笑ましいし、子供としても憧れの選手と手を繋いで憧れのピッチに立てて嬉しいだろうし、何より子供と手を繋がせることで、選手がいい意味で興奮から「醒める」気がする。
よく非紳士的なプレーがあった後に「子供が見てるよ」という批判がある。子供の前では紳士的なプレーでなければならない。プロ選手が他の人のシャツを掴むと、子供が真似するという。そんなん、プロじゃない大人だって真似してシャツを掴み放題な現代において、子供に対してある種の神格化な気もするんだけど、とにかく、選手が子供と手を繋ぐことによって、試合前の興奮状態から一度醒め、冷静にさせる効果を持っている。観客も、そういった微笑ましい2ショットを見て、下品な野次とか、抑制する。子供という抑制剤というか、そういう役割がある気がする。あれってどこの国で始まったのだろうか。
というか、子供が抑制剤になるのはどうしてなのだろう。本能的なもので、子供に見つめられると、ちょっと悪いことはできない。できれば、お行儀良くしていたいと思う。美女ともまた違う。美女に見つめられても、そういう気持ちにはならず、むしろ『俺に惚れてんの?』とかバカなことを思うだけだしなあ。