Perfumeの紅白出場決定について。

まずは、おめでとうございます。
1万キャパを超える武道館を2daysで成功させたり、シングルがオリコン初登場1位でも全然驚かなかったり、ライブチケットがオクで100万超えてたりしているPerfumeにとって、紅白出場というのは何ら驚きもないし、紅白の他メンバーと並べても何の遜色もない、むしろ去年みたいに年越しライブを単独でやったほうが嬉しいんだけど、まあ本人たちはずっと目標にしていた紅白なので、今年ぐらい出てもいいかなあ、というのがファンの大多数の意見なのではないだろうか(勿論、違う意見もあると思いますが)。



じゃあ何でこんなことをブログに書くかというと、今から10ヶ月前のラジオ番組を思い出したから。
確か1月、Perfumeがあるラジオのゲスト出演をしたときに、今年の目標を聞かれ「紅白にでる」と答えた。
かしゆかが「Perfumeは言霊を信じるんですよ。紅白に出たいって言うのは去年の10月ぐらいから言ってきたんですけど、10月じゃ間に合わなかったんです。だから今年は1月から言ってきます」というのを冗談混じりに喋ったところ、DJが「いや、それは結果を出すのが先でしょう」とあくまで軽く返したところ、妙な空気が、ラジオ越しでも感じられた。
まあでもそこはプロなので、あっさりと「そうですねー頑張りまーす」というアイドル的な返答で濁し、次の話題に移った。
きっとPerfumeもラジオのDJもそのときのことを忘れてしまっているのだけれど、僕は今でもあの一瞬の沈黙が忘れられない。きっとPerfumeはこういうの、嫌ほどあったんだろうな。
このときは、シングル『Baby cruising Love/マカロニ』の宣伝で各地のラジオ局を回っていた時期で、このシングルはオリコン週間3位、その前のシングルはというと2007年9月の『ポリリズム』になり、これは週間7位。今でこそポリリズムが『ブレイクの曲』なんて言われるけど、2008年1月はPerfume暦にとってまだ『夜明け前』だったと思う。だからDJが悪いとは思わないし、世間の意見だってDJ寄りになると思うんだけどさ。ただ僕が覚えてるって話。



そんなことがあって、今年はとにかくPerfumeに売れて欲しかった。
売れまくって紅白なんか蹴るぐらいになってしまえ!と思ったらホントにそれに近い状態になってくれた。
僕個人、メジャになるとライブのチケットが取れなくなったり、うるさい人がでてきたり、面倒なので、自分が知ってればいいやと思う人なので、こういう気持ちになるのは初めてでした。



さてPerfumeが言霊を実証して見せたので、僕も今やりたいことをどんどん周りの人に言いたいんだけど、いえない。それすらダメなレベル。
こないだ出たDream Fighterも聞けない。自分には歌詞が痛すぎる。
スタート地点に立たなくては。傷つく覚悟をもって、自分のやりたいことを口に出さなくては。



あ、ちなみに最近はチャットモンチーも好きです。