多すぎる荷物。長すぎる夏休み。

4年半すごした前橋を離れ、岩手の実家に帰ってきました。
特に何もしていません。無職です。フリーターです。ひょっとすると、ニートです。
飯は出るし、金は出ないし、静かで心地よい。唯一不満なのはいまだにISDNと言う遺跡に近いネット環境と、すっかり関東のぬるさに慣れた肌を刺す、冬の気配。
読書がはかどって大変よろしい。



県外に出て行った息子が、突然帰ってきて、特に職にも就かずボチボチしている、と言うニュースは、おそらく他にニュースがないのであろう、瞬く間に、近所の井戸端会議所のトップへ躍り出た。
この情報網の速さ、精度と言うものは是非見習いたいと思うのだが。
実は会社の金を横領して捕まったとか、カード破産して夜逃げしてきただとか、そんなサービスまで考えてしまうのですが。



前橋から、家電は適当に処分して、衣類、小物、本、PC、CD等々、ダンボール詰めたら、なんと140サイズのダンボールが9個にまで膨らんでしまった。
どうも衣類が原因らしい。
もっと身軽にならなきゃなあ、と反省。
常に身を軽くしておかなければと思う。日本中なら、即日でいけるくらいに。



長い夏休みを、僕はまだ抜け出せないでいる。
あせってもしょうがない。周りを見てもしょうがない。
自らの意思で、道を外した。
僕が歩くところを、周りの人が『それも道』と認めてくれるまで。