僕は病気なのか。

23歳にして、子供をもつ気になれない。
ちなみにスペックは、23歳、男性、独身、無職、彼女なし。




学生の頃やってたボランティア時代に子供とキャンプ(最長5日)に行ったりしてて、子供は本当に好き(可愛い)と思ってるんだけど、どうもその可愛いが、たとえば猫に対しての可愛いと一緒なんだよね。
2、3日、一緒に生活したり、遊んだりするのは楽しい。自分も成長させてくれる。
だけど、自分の子供が欲しいとは1ミリも思えない。だって『面倒』だし。



少子化少子化というけれど、僕から見れば、何で夫婦は子供を育てることを『常識化』してるのかが分からない。
自分たちが汗水垂らして稼いだ金を子供の教育費に平然と使えるのを見て、僕は何か間違ってるんじゃないか、とすら思う。僕が間違ってるのだろうか。僕が病気なのだろうか。
子供に着せる服を買って、その分自分たちの身だしなみが雑、というのは絶対してはいけないことである。でもそういう親を結構見る。何なのそれ?お前らの人生はどこにあるの?といいたくなる。



僕は、23にもなって、やりたいことがまだいっぱいある。
1つでも多くのスタジアムに行きたい。生でサッカーをみたい。海外に行ってみたい。高い自転車が欲しい。日本中を自転車で旅してみたい。フランスのツール・ド・フランスを自分の自転車で走ってみたい。実家の山奥にツリーハウスを建ててコーヒーを飲みたい。ジョゼ・モウリーニョと2ショットで写真を撮りたい。Perfumeのライブに行きたい。the pillowsのライブにも行きたい。やりたいことは歳を取るたびに増えていく。とても、子供なんかに金と時間を与えてられない(と、23歳の僕は考える)。
こういう僕って、異常なのか?人間としての、生物としての何かを捨ててしまった、イレギュラなんじゃないの?



当然、人生というのは分からないもので、10年後、20年後、もっと先に『いや、やっぱ子孫って素晴らしいもんだね』なんて言うのかも知れない。
僕の母親に言わせれば「まあ、親の自覚なんてなってから芽生えるもんだよ」なんて言ってくれるのだが、僕が考えるのはもう一つ上の次元の話。



当然、未来が寂しいものになる、という予感もある。
あるのだが、子供がいれば寂しくない、というのも、なんとも、他人任せというか、そうなってしまう『覚悟』とそうならない『努力』次第じゃないの?という気もしてくる。




まあ、素敵な人に出会えたりしたら、コロッと考えが変わるかもしれないけれどね。
23という微妙な歳で、子供だとかそういうことを一切考えられない自分って病気なのかな?と大げさに言ってみた。