スタジアムへ行こう!

仙台のユアテックスタジアムに行ってきました。
いや、高速バスですが。さすがに自転車は自粛しましたが。
実はチャリでユアスタ、と言うのも目論んではいるのですが、今のところ自重。
暇なうちに、色々なスタジアムを回りたいと思う。



ユアスタは僕がよく知る正田醤油スタジアムザスパのホーム)の10倍立派。
まあ国内屈指のスタジアムだし、比べるだけアレなんだけど。
観客が毎回1万越えと言うのも羨ましい限り(ザスパは同じ日の水戸戦に招待券を4000枚配り、7000人導入)。
スタジアムが客を呼ぶのか、客がスタジアムを呼ぶのか。
そんなことを考えながら、地下鉄からすぐのユアスタへ(ユアスタはアクセスが最高!仙台駅から地下鉄で10分!)。



今日のカードはベガルタ仙台vs愛媛FC
既に1位昇格を決めたモンスター・サンフレッチェ広島は置いといて、残る自動昇格枠は1つ、3位ならJ1チームと入れ替え戦
まったく先が読めない混戦模様なので、なんとも言えないが、ベガルタがJ1に昇格するためには絶対に落とせない一戦。



が、開始と同時に愛媛がペースを握る。
愛媛がペースを握れた要因はセカンドボールの奪取率、サイドを広く使えたこと、仙台のプレスが甘いこと。
正直どっちが格上かわからない展開。
愛媛も地力をつけてきたなあ、と言う印象。ただ、あとで知ったことだけど、レンタルで連れてきた選手が多い愛媛は、毎年メンバーを固定できず、コンセプトが浸透する終盤になってようやく本来のサッカーができる、そうな。
J2の中にも、J1を目指せるチーム、J2でいっぱいいっぱいのチーム、そもそもスタジアム規格など、外の面でJ1を目指すのが難しいチーム、さまざま。だからこそ、今、J2が面白い。



そんな愛媛ペースの中、先制ゴールは仙台。
ほとんど、得点の匂いがしない流れで、左からのアーリークロスを14番平瀬がヘディングであわせ、ポストに当たってゴール。
観てた限りでは、特に連動性とか、崩しがあったわけでなく。
ただ、一瞬のフリーをモノにしたFW、そこにキッチリクロスを送る精度、そういう部分が仙台を今この順位にさせているのかもしれない。



その後もほぼ愛媛ペース。
後半、仙台は何度もバイタルエリアに侵入を許す。カウンターを仕掛ける途中でボールを奪われ、ラインの間を言いように使われるが、結局ノーゴールのまま終了。
格下愛媛に苦しみながらも、キッチリ勝ち点3を取れた仙台。負けながらも上位に噛み付けた愛媛。



あと驚いたのが、ベガルタの選手が試合後もしっかり残って挨拶をしていたこと。かなり長く。
サポーターの応援もすごかった。一般の人も簡単に応援できるように工夫されていて、隣に座ってたオバチャンもしきりに手拍子だけはやってた。
今年こそ仙台には昇格して欲しいと願う限り。
あとオシムこないかな。前、ジェフの監督してたころに仙台の街とスタジアムをベタ褒めしてたし。オシム来たらベガルタファンになる!